バルト三国の旅2011(その24) 〜カウナスからヴィリニュスへ

カウナスのチュルリョーニス美術館に行ったことが、私にとっては旅のクライマックスでもあったのですが、旅はまだ続きます。次の目的地は、リトアニアの首都ヴィリニュス。

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ちなみにカウナスで泊まったホテルは、バスターミナルのすぐ近くにある「Magnus Hotel」。今回のバルト三国で旅で泊まった宿の中で、一番快適なホテルでした。二人で1泊6000円くらい。格別に安いわけではないのですが、部屋はとてもきれいでフロントのサービスもしっかりしてました。ビュッフェスタイルの朝食付きでこの値段なので、充分なコストパフォーマンス。またカウナスに行くことあったらここに泊まるでしょう。

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ヴィリニュスへは鉄道で行く計画だったのですが、駅に行ってみたら次の列車までかなり待たないといけない状況...。時間もったいないので、バスに切り替えました。ガイドブックには「1日11便以上が運行」とか書いてありますが、実際にはかなり間が空く時間帯もあるので、事前に調べておいた方がいいと思います。

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カウナス〜ヴィリニュス間を走るバスは、長距離移動用のバスではなく、地元の人も利用する普通の路線バス。バス停ごとに停車するので、2時間近くかかりました。計画通りには行かなかったのですが、とりあえず無事にヴィリニュスに到着。ヴィリニュス駅がひどくこじんまりとしていてびっくりでした。。

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駅に荷物を置いて、さっそく散策開始。ヴィリニュス駅は繁華街から離れた場所にあるので、その周辺はのんびりとした、生活感漂う空気が流れています。

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夜明けの門に向かって歩いていると、大きな市場に出会いました。ここは有名な「ハレス市場」。1906年に建造された煉瓦造りの建物で、ヴィリニュスで一番歴史の古い、一番規模の大きな市場なのだそうです。

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見た目より市場の奥行きは深く、この煉瓦造りの建物の向こう側にも売り場が続いています。とても美味しそうなベーコン、種類豊富な精肉、見るからに新鮮な野菜や果物、パン、お菓子、惣菜、そして衣料品等、買物心くすぐられる商品で賑わっていました。

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リガの巨大な中央市場とは比べ物になりませんが、こじんまりとした市場ながら、いろんな売り場をぶらぶら見学しながら買物するには、とても楽しい市場だと思います。

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宿から近かったのでその後も何度かここを通りましたが、夕方までほとんどの店が閉まってしまうので、朝に行った方が活気がありましたよ。

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途中で見かけた白黒猫。リトアニアでは猫たちによく出会いました。

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ここが旧市街の南端に位置する「夜明けの門」。かつてここには城壁が築かれ、9つの城門があったそうですが、現存しているのはこの門だけ。門の上部にはリトアニアの紋章が刻まれていました。2階の礼拝堂には、奇跡を起こすといわれる聖母のイコンが飾られています。〈続〉

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