ポーランドの旅2013(その6:ルブリン旧市街)

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トロリーバスに乗って10〜15分ほどで、旧市街の外れにあるバスターミナルに到着。ここで中・長距離用バスに乗り継ぐ人が多いようで、大勢の観光客で賑わっていました。周辺には軽食のお店や、衣料品や土産物など売る露店が並んでましたが、あまりめぼしいものはなし。すぐ横には有名なルブリン城がそびえています。

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ここで昼食を取りつつ少しだけ観光して、すぐ次の目的地へ向かう計画。とりあえず重いスーツケースが邪魔なので、ターミナルの建物に預けようと思ったのですが・・・なんと荷物預かりはコインロッカーのみ。しかも個数が少ないのですべて埋まっている...。仕方ないので、スーツケースをゴロゴロ引きずりながら歩き回ることに。。

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「ギャートルズの肉」のような看板が面白い。ルブリンの情報を持ち合わせておらず、街の中心部から外れた静かな街並みをしばらくさ迷いました。

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結局、元来た道を戻って、ルブリン城がある北東側の門から旧市街へ。しっかし、真夏のような暑さの中、重い荷物を抱えて急勾配の坂道を上っていくのは大変でした...。ルブリンの旧市街は中心部からルブリン城側へ向かって、下りの傾斜になっているのです。

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もうどこでもいいから座りたい・・・と思って飛び込んだパブ&カフェで、まずは給水。。ポーランドのビールは、基本的にクセがなくスッキリとした味わい。滞在中に何種類か飲みましたが、私が回った街ではジヴィエッツが多かった印象です。

行き当たりばったりで入った店だったけど、このホームメイド・チキンバーガーがむちゃくちゃ美味しかった。そして店員のおねえさんが「Super delicious!」と勧めてくれたピザも。ヨーロッパ全域がそうなのかもしれないのだけど、ポーランドでもピザが大人気のようでした。

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ひと休みできたので、旧市街をぐるりと歩いてみました。

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有名なクラクフ門。完成までに数世紀を経たために様々な様式が混ざっています。

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ルブリン旧市街地のRynek(中央広場)と旧市庁舎。ルブリンは1569年に成立した「ルブリン合同」が交わされた地として有名。この条約によって、ポーランド王国とリトアニア大公国はポーランド・リトアニア共和国として統合。ルブリンが両国の地理的な中央に位置したことから、通商の重要な拠点として街は大きく発展したのです。

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建物外壁の色合いのバランスや、優美な装飾が素晴らしい。経年で痛んでる部分も多かったけど、その廃れ具合が余計に歴史の深さを感じさせてくれます。ルブリンは、ザモシチへの中継地として立ち寄っただけだったのですが、このかわいらしい街並みが私はすっかり気に入ってしまいました。ここで一泊すれば良かったと思ったほど。

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ガイドブックでは、ルブリンの街の紹介は非常に淡白で、ルブリン城とクラクフ門くらいしか見所がないような扱いだけど、実際はとても魅力にあふれた素敵な街でした。少しの時間だったけど、この街を歩くことができて本当に良かった。