再び、鹿沼へ行ってきました。

年初めは不思議と穏やかな日々が続きましたが、そんな状況がいつまでも続くわけはなく・・・再び激務の毎日です。先週も連日夜中過ぎまで仕事。会社に泊まり(一人で…)の日もあったり。その翌日、会社の同僚たちは「横山さん、徹夜明けなんだから今日は早く帰んなよ」って優しい言葉かけてくれましたが、その日も家に帰れたのはやっぱり日付変わってからでした(笑)。そしてこの3連休も出勤要請。でもどうにか1日休みを取れたので、今日は栃木県鹿沼市まで出かけてきました。
 

このブログで何度かご紹介させていただいた、チョコ会長さんの《アカリチョコレート》が、先週2月8日(金)に、ついにオープンしたのです!!!
本当はオープンの当日にお祝いに駆けつけたかったのですが、しがない勤め人故、それもかなわず…。やっと今日、お祝いの花を届けに行ってきました。
★アカリチョコレート・・・http://www.acariechocolat.com/

昨年9月に鹿沼を訪れたときの記事にも書きましたが、《アカリチョコレート》はこの「木行舍」という家具屋さんの一角に新設されることになりました。
★室内考房 木行舍・・・http://www.mokkou-sya.com

 

あの家具屋さんにチョコレートショップ・・・いったいどんな風になってるんだろうと、楽しみに想像しながら行ってみたのですが、なんだか不思議な程しっくりとその場に収まっていました。もうずっとそこにチョコショップがあったのが当たり前のように。なんだか変な言い回しですが、そのことがとてもうれしい驚きでした。

こんな風に、チョコを作っているキッチンが売り場に面しているのです。このことは、実はとても大変なことだと思います。そば屋が店先でそばを打ってたり、ピザ屋が生地を伸ばしてるのを見せてるパフォーマンスとは、まったく違う次元のことだと思うのです。職人が、ものをつくっている現場や技を、人に見せてしまってるのですから。それは、本当に、自分の仕事への確かな誇りと自信がないと、できないことだと思います。そうしたお店のつくりにも、《アカリチョコレート》らしさが、存分に発揮されていました。


 
 

左はチョコ会長さんの自信作、抹茶を使ったクリスピーチョコラ。右はボンボンショコラ詰め合わせ。ハードなチョコマニアの方もうならせる内容だと思います。私はプレーンミルクガナッシュが傑作だと思います。

これは鹿沼産の栗のハチミツガナッシュ。この素晴らしいハチミツをつくっているのは、黒田養蜂園さん(http://www.thanks-honey.co.jp)。なんとも言えない濃厚な甘さにうっとりします。普通の甘さではなく、「濃い」甘さなのです。


こうやってチョコづくりに心を込め、人生を懸けているチョコ会長さん、そしてそれを支えている奥さんと娘さん、木行舍のオーナーさんの姿を見ていて、私もとても胸が熱くなりました。正直、私も疲れが溜まってて遠出できるような気分ではなかったのですが、やっぱり無理をしてでも行ってみて本当に良かったです。たくさんの元気をいただきました。

さて、肝心なチョコについての感想を書ききれていませんが、その美味しさのことは今まで何度も書いてきてるので、ここを見てくださってる方々は充分承知だと思います(笑)。今回食べてみて、更にグレードアップしてることなど、また思いつくままに追って感想書いてみたいと思ってます。とにかく食べてみたいという方は、ネットショップもオープンしてますのでご利用くださいませ。送料かかっても、食べてみて損はないこと、私が絶対に保証致します。

★チョコのWebショップ・・・http://www.acariechocolat.com/Item.htm

鹿沼のお店に、実際に行ってみたいという方は私がご案内しますよ。鹿沼に行ったのはこれで2度目なので、だいぶ 土地感もつきました。日光線の電車の手動ドアにも、今回は気後れしませんでしたし(笑)。大谷石採掘場ツアーもやりましょうね。


★おまけのはなし。
家を出たのが2時過ぎで、鹿沼に着いたのが5時前。トンボ帰りの日程だったので、さすがに帰りの電車では疲れが出てずっと寝てたのですが、うとうとしながら、ふと、夢の中で木の香りが立ちこめて、はっと目が覚めました。なんだろう?・・って思ったら、さっき買ってきたチョコの手提げ袋に顔が傾いて、そこから木の香りがこぼれていたのでした。家具屋さんに住んでいた木々からの、思いがけないおみやげでした。

木の香りと、チョコのハーモニー。・・・素敵だと思いませんか?
 

写真は鹿沼の府中橋から望む黒川。