記憶の断片

どうしても思い出せないことがあって、この数年のスケジュール帳などを探してみたのだけど、当時のものがバラバラになっていて経緯をたどれない。そういえば、このブログ以前に綴ってたCGIの日記帳があったなと思って、ログの状態で残ってないかと探してみたら、奇跡的にサーバー内にちゃんと残っていた。プログラムを少しいじったら、ちゃんと読み出しもできるようになった。
 
■道草の手帳(2001年10月〜2002年9月)
 https://www.jamsand.info/yokoyama2/2001_10.html

■memo(2002年10月〜2004年7月)
 https://www.jamsand.info/yokoyama2/mdiary.cgi

■memo2(2004年9月〜2005年5月)
 https://www.jamsand.info/yokoyama2/memo/daily.cgi
  
この日記で綴った文章の一部は、「雑想記」のタイトルで現在のHPに移植してある。それ以外の内容は、もうほとんど忘れてしまっていた。仕事の愚痴がほとんどのように記憶していたけど、今読み返してみたら案外面白いと思える文面もあった。自分一人で仕事して行くことの意気込みが感じられるし、映画や本についての文章も、少なくとも今よりはこの当時の方が、ちゃんと自分の言葉で伝えようとする意欲があったように感じる。
 
何より驚いたのが仕事のペース。3日で6時間しか寝てないとか、20時間ぶっ続けで仕事したとか、あきれるほどの忙しさ。今だって終電近くまで仕事する日もあるけど、忙しい時でもせいぜい12〜4時間の労働。この頃は平均で16〜8時間くらい仕事していた。しかも土日なんてまったく関係なし。よくできたなぁって、自分のことながら感心してしまう。でもこんなペースがいつもでも続けられるはずがなく、結局体調を崩してしまって、気持ちも折れてしまったのが2006年の夏頃だった。
当時は心身共に疲弊しきっていたので、その頃身近にいた人たちには不義理なことをたくさんしてしまったし、仕事の上でもたくさん迷惑かけてしまったなぁって、ずっと後悔してることがたくさんある。でも、実際こんな状況だったのだから、まともな判断力なくしてしまっても仕方ないでしょ〜って、今更ながら言い訳をしてみたくもなった。いや、誰に言ってるわけじゃないのだけど・・・(笑)
 
このCGI日記は何度か中断(何かしら気持ちが塞ぐ出来事があったとき)を挟みながらもずっと続いていって、2005年の5月から現在のブログに移行した。そういえば、このブログは今年で5年目なんだなぁ。持続力のない自分にしてはよく続いてるなって思う。
 
今、ブログに書く文章は、どうしても人に読まれることを前提に考えてしまう。ブログの特性上、何気なく書いたことが検索で上位に来てしまうこともあるので、あまり好き勝手なことを書けない(誰かに思いがけない迷惑をかけてしまったり、不快な思いさせてしまうかもしれないので。...考えすぎ?)。だから、なんとなく更新も億劫になってしまう。でも当時のCGI日記は極少数の友人くらいしか目にすることはないと思っていたから、気楽に自分の思うままのことを書けていたように思う。ブログはブログで、今の自分にとってとても大事なものになっているけれど、それとは別次元で、自分に向き合って記述する場と時間をもう一度つくるべきなのかなぁ、とか最近はそんなことを考えています。