9月13日(その2)

スリランカフェスティバルの後、再び茅場町へ。2日連チャンで七針通い(笑)。この日は、大野まどかさんのレコ発記念ライブ。出演は、大野まどか、つばめ(銀塩つばめ)、笹口騒音ハーモニカ、倉林哲也。
 

最初の主演はつばめさん。ソロでの演奏&My Pal Foot Footとの共演。銀塩つばめでの延長のものと、ソロとしての新しい試みの部分とがあったと思う。肩に余計な力の入ってない歌い方が、とても心地よくて良かった。
 
次は笹口騒音ハーモニカ。なんて面白い人なんだろう!(笑)と、まずその味わい深いキャラクターに圧倒された。笑いを取る壷を抑えつつ、ほろっとさせるような美しい歌も聴かせてくれたり。最後の、携帯のアラームを使った演出もすごく良かった。


 

 
3番目に出演の倉林哲也も、何とも言えない存在感を放ったミュージシャンだった。歌ものと、インストの曲とあったけど、私は歌詞のある曲がとても印象深かった。童話のような世界観があって、ふと宮澤賢治の世界を連想したり。機会あったらまた聴いてみたい。


 

 
最後の登場が、大野まどかさん。ご自身のレコ発ライブということで、最初から最後まで緊張感みなぎった演奏だったと思う。会場は超満員。駆け抜けるようにあっという間の時間だった。大野さんの曲は、演奏自体がいつも素晴らしいのだけど、歌詞も文学的で素晴らしいなって思う。繰り返し聞くことで伝わってくる要素も多いように思う。だからCDで聴けるようになってとてもうれしい。6曲のみの収録だけど、完成度の高いアルバムに仕上がってると思う。(これで700円は安すぎるんじゃないでしょうか??)
 

大野まどか 「光の瀬音」
http://www.myspace.com/oonomadoka