旧暦のあるくらし展

昨日は、古い友人であり、詩人・文筆家・コピーライターの白井明大さんが主催している展覧会、「旧暦のあるくらし展」に行ってきました。会場は神楽坂・フラスコ。今回出展してるのは、白井商店、茜や、SyuRo、+α。
 

 
 
 
会場内には大胆に、さしてさりげなく和紙がアレンジされていて、個々の手仕事の作品たちを、やさしい白い光で照らし出していました。どの作品も心のこもった手仕事でつくられたものばかりで、手に取っただけで、気持ちがほっこりあたたかくなります。
 

 

 
↓これは嘉瑞工房の活字組版。完璧で美しいな・・・と、感嘆せずにはいられません。


 

そして、嘉瑞工房制作のとてもユニークな「江戸本染め手拭い」。格式ある欧文書体のフォルムとその書体名が柄になってます。もちろん私も買いましたよ!
 
 

これは、昨年秋に出版された白井の第3詩集。私は印刷のことでちょっとだけ話を聞いただけなのに、奥付けに私の名前も入れてくださってます。。恐縮するけど、とってもうれしかったです。
 
ものの価値がわかりにくくなってきてる昨今ですが、人に手で丁寧に作られたものを、実際に手に取って、感じて、考えて、自分にとって必要なものとそうでないもの、自分の生活の中で本当に大事にしたいものをひとり一人が選んでいけたらいいなって思います。そんなことを感じさせてくれた展覧会でした。
 
 
この展覧会は1/26日(水)まで開催されてます。
素晴らしい展示内容ですので、ご都合つきましたらぜひ足運んでみてください。
http://utae.mumeisyousetu.com/
http://news.frascokagurazaka.com/?eid=1408292