気仙沼〜大島の旅(その2)

気仙沼はフカヒレの特産地としても有名なんだそうです。
 
荷物をいったん宿に預けて、お昼を食べにでかけました。宿の人に聞いたら、「市場の隣にある物産センターの上にレストランが数件あります」と教えてくれたので、そこへ向かってみる。いかにも観光客相手という感じだから少し気が引けたのだけど、とにかく暑いし、お腹空いたし…「ま、いいか」って軽い気持ちでその中の1軒に入ってみました。
 
メニューを手に取ると、さすがフカヒレの特産地! フカヒレをあしらった美味しそうなメニューがずらり。。

で、私たちが頼んだ「ふかひれ姿煮ラーメン」と「ふかひれ天ぷら丼」。
どうです! 美味しそうでしょう〜?

 

ところがですね……、それがまったく美味しくなかった。むしろ、ま○い…。自分が頼んだメニューだけが失敗だったのかと思って、周りを見渡したら、他のテーブルの客たちもみんな食べ始めたら無言になってた(笑)。どうせ観光客相手だからと、いいかげんに調理して客に出してるのがお店全体から伝わってくる。ネット上の文章はいろんな人が見る可能性があるから、批判めいたことはできるだけここには書かないようにしてるけど、でも、でも、あの料理のひどさは特筆すべきもので、それまでの浮かれた気分が吹っ飛んでしまったほど。誰かに語らずにはいられなかった。皆さん、気仙沼に行くことあったらあのレストランだけは気をつけてください。
 
 

↑ここがその物産センター。1階には美味しそうな海産物がたくさん並んでいました。でも私たちはあまりにもテンションが下がってしまって、とても買い物する気持ちにはならず、ぐるっと見ただけで素通り。
 

↓殻付きの海鞘はこんな姿。これを食べようと最初に思った人間は勇気ありますよね。。


 
外に出てうだるような暑さの中、失意に沈みながら、朦朧とした頭で港町周辺をしばらく歩きました。カメラ持っての散策もいつになく気が乗らず、この日はまったくいい写真撮れませんでした。田舎の港町ならではの、風情ある景色もあったのだけど。
 

 

  

 
いったん宿に戻って、気持ちの立て直しをすることにしました。