金沢2Days(その3:近江町〜尾張町〜主計町)

寺町から香林坊方面へのバスに乗って、有名な近江町市場へ。

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市場の手前部分は、ふつーな商店街とあんまり変わらない?って印象でしたが、奥へと歩き進めると威勢の良い声が響き渡り、活気ある鮮魚店がひしめくように軒を連ねていました。

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見るからに新鮮で美味しそうな魚介類がずらりと並びます。店先には飲食できるテーブルがあったりして心くすぐられます。。。でも私は先ほどいただいた「神楽」の美味しいラーメンにすっかり満足しきってたので、この日は何も食べず素通り。

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市場のあちこちで外国からの観光客がたくさん見かけたのが印象的でした。海外へ行ったらその国の「暮らし」を感じられる市場を、ちょっとだけ覗いてみたいと思う気持ちは万国共通なんでしょうね。。

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近江町から尾張町へと歩いていたら、とても感じの良さそうなお店を発見。「風和利」というお店。敷居の高い料亭か何かと思っていたのですが、後で調べてみたら串揚げの居酒屋さんなのだそうです。次回金沢行く時はここも行ってみなければ。。

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裏路地を気の向くまま適当に歩いてたら、いつか行こうと思っていた「泉鏡花記念館」の前へと辿り着きました。そして幸運なことに、この日は泉鏡花記念館開館15周年記念特別展「泉鏡花×山本タカト『草迷宮』」が開催中。山本タカト『草迷宮』の絵が素晴しく、しばし時間を忘れて、その耽美で妖艶な世界に浸りました。とても見応えある展示内容。館内で絵はがきも売ってましたが、それより案内チラシの出来映えが良かったのでそっちを友人へのお土産にしました。(^^;)

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記念館の人の話しだと、おそらくこの建物の場所が(聞き間違いでなければ...)鏡花の住んでいた家だったとか。「泉鏡花記念館」自体は想像してたよりもこじんまりしてましたが、この地に泉鏡花の生家があったのだと思うととても感慨深いです。鏡花の世界に愛着持つ一人として、ここに立つと特別な想いが込み上げてきました。。

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泉鏡花記念館のすぐ向かいにある久保市乙剣宮。勇ましい外削ぎの千木が印象的。

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久保市乙剣宮の境内の脇を入って行くと、主計町へと抜ける「暗がり坂」に通じています。「暗がり坂」って言葉の響きが、謎めいた情緒あって素敵ですよね。。

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主計町は老舗の料亭や旅館、町屋を改修したカフェ等が建ち並ぶエリア。夜になると茶屋街らしく華やぐのだと思いますが、この時間は観光客も少なくてちょっと寂しい感じ。でも静かな風情があって私はとても気に入りました。この辺りはまた今度ゆっくり歩いてみたい。