6月の雨の日

東京はひさびさの大型台風の上陸です。でも今のところ多少風が強いだけでたいしたことありません。子供の頃、台風がくるときは、それは大きなイベントでした。普段顔を見ることも少なかった父が、珍しく早い時間に家に帰ってきて、家族みんなで過ごす時間だったようにも思います。

台風の日。停電になった夜。世界中が真っ暗・・・。
あのときのろうそくのあたたかな輝きを、今も忘れることが出来ません。

 
少し前の写真ですが、6月の雨の日。

濡れたベンチ。公園には誰もいない。
置き忘れたノート。
 

赤い階段。雨に滲んで、よけいに赤く見える。
 

 

 
知らない家の玄関で、ずっと待ちぼうけを喰らう三毛猫。
うらめしそうに、僕をにらんでいる。僕のせいじゃないのに。

いつまでも、雨はやまない。今日も明日も。